縄文人ごっこ                      坂本羊子

三内丸山遺跡に相応しい格好とは?それは…縄文服です!

三内丸山遺跡内で行われるクラフト市『縄文楽らく市』の参加が決まったとき、友人のツルちゃんが言いました。「縄文服着て参加しようよ」と。いいねいいね~ということで、クラフト市に出す作品作りを後回しにして、ホームセンターへ。このクラフト市に、形から入るべく材料を調達に行きます。

まずは麻袋を買って、100均に寄って毛糸も買います。これで準備OK。麻袋を3か所チョキチョキ切り取って、首と腕が出るようにすれば縄文服の土台が完成!

あとは、縄文人も夜なべして刺繍したのかな~、刺繍が上手い女の子がモテたのかな~、と縄文時代に思いを馳せながら、毛糸でザクザク刺繍していきます。

クラフト市当日、縄文服は好評で、自分は身も心も縄文人になりきって店番をしてたのですが、お客さんには「あの縄文人、スナック菓子食べてる」とか「縄文人がケータイ使ってる」とかつっこまれてました。

縄文生活にアコガレはありますが、縄文時代にはラーメンもケーキもないんだもんな~と考えてしまうあたりで、軟弱な自分には縄文時代はとても生き抜けそうにありません。

でも、展示された縄文人が残した美しい翡翠玉や、黒曜石の矢じりを見ると、現代にも通用する美意識を確かに感じて、縄文人との繋がりをじんわりと噛みしめることができました。

(青森の縄文人)