縄文の美景、絶景、珍景百景?!  ~大森貝塚編~

どっちが本物? 二つの貝塚碑 

考古学発祥の地といえば大森貝塚。

ところがこの貝塚の碑、二つもあってなんとも珍景~。

 

ご存知のとおり、モースが汽車に乗っていて、発見されたくらいだから、ふたつとも線路際にある。が、品川区と大田区に数百メートル隔てて、二つの石碑があるというのは、「ん?」。車窓からだとほんの数秒のあいだに二つも目に入ってくるのだ。どっちがホントよ~?

 

なぜ碑が二つできてしまったかというと、モースが場所をしっかり記録しておかなかったから。2つの碑が建ってしまった当時、「貝塚の本家争い」などと取沙汰されてしまったほどの論争に。現在、品川区の碑のあるところがモースが発掘した地点だと(後に発見された資料から)明らかになっているが、どちらも史跡に指定されている。

 

…ということで、史跡としてはどっちも本物なのだけど、モースが発掘したのは品川区の碑が建っている地点というのが、正解。堂々と2つ立ち並ぶ貝塚碑のワケ、これで解決?!


大田区の碑

品川区の碑



大森貝塚について詳しく調べたい方は…

◆品川区立品川歴史館

〒140-0014

東京都品川区大井6-11-1

03-3777-4060

(2015.1.15 文・写真 大日向明子)