◆NPO法人三内丸山縄文発信の会 仙台支部

縄文遺跡の活用を考える 

仙台支部の活動 ~震災を乗り越えて~

NPO法人三内丸山縄文発信の会 仙台支部長 佐藤晃郎 

 

 縄文発信の会仙台支部も2003年発足以来早いもので9年が経過した。

 その間、毎年、諸先生をお招きし、日本の基層文化を形成した縄文時代の歴史、気候変動、植生の変遷や、縄文人の住居、道具、食料、信仰・祭祀、工芸、交易など生活環境について様々な視点から講演いただき会員一同深い感銘を受けてきたところである。

 そんな中、3月11日に発生した東日本大震災では、およそ2万人の尊い生命が奪われ、24万戸の建物が全半壊し、インフラや産業も甚大な被害を受け、瓦礫は2260万トンにも達した。更に、福島第一原発事故が追い打ちを掛け、東北は復興に向けて一歩を踏み出しているものの、今なお多くの人々が過酷な生活を強いられている。

 あらためて、自然や有限な資源と対峙して発展を遂げてきた高度文明社会のあり様、特に自然災害を繰り返さないため、過去の歴史に学び、津波被災地域の居住のあり方、大都市の機能・人口の分散、中山間地域の再生、森林の保護・育成などを検討していかなければならないと考える。

 身近な仙台周辺の里浜貝塚、山田上ノ台遺跡、大木囲貝塚などの縄文遺跡は被害がなく、長年にわたり度重なる自然の脅威に曝されながらも、より安全で暮らしやすい生活環境を求め続けたであろう縄文人の知恵を実感させられたところである。

2012.2.1 No.196 縄文ファイルより抜粋)

◆仙台での縄文塾開催リスト


H25.11.16 震災と宮戸島の縄文遺跡/縄文からJOMONへ 菅原弘樹/岡田康博
H26.11.15 今に伝わる縄紋のココロ 小林克
H27.11.7 世界史と縄文文化 菊池徹夫

◆仙台支部での縄文塾の様子

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