◆縄文ファイルアーカイブ

三内丸山縄文発信の会、発足から20年!

巨大な遺跡である「三内丸山遺跡を広く世界にアピールする目的で1995年8月に発足した三内丸山縄文発信の会。2003年8月にはNPO法人化。「縄文塾」、「三内丸山縄文お月見・縄文大祭典」の開催と会報誌「縄文ファイル」の発行を重ねてきた20年の活動を振り返ってみます。

縄文ファイルは同会の設立趣意書を掲載したVol.0(写真左上)からスタートし、Vol.1(写真左上)の縄文塾の対談収録から本格的に掲載が始まる。Vol.222(写真下)で20周年記念号となった。表紙はいずれも発掘まもない1994年の写真だ。古びた冊子が20年の歳月を物語ります。


コンテンツを振り返ると、

木柱の保存処理作業終了まもない頃の記事から特別史跡指定、博物館オープン、世界遺産暫定リスト入り、縄文検定の開催、語り部のレポートなど、市民活動とともにニュースを皆さんにお伝えしてきました。

平成22年度には、同NPO法人は「文化庁長官表彰」に選ばれました。

 


▲ずらりとこれまで発行してきた縄文ファイルのバインダーとリストを並べると、ご覧のとおり。事務局会議室の机いっぱいになってしまいました!

【三内丸山遺跡の主な経過】

 

1992(平成4)年

青森県埋蔵文化財調査センターが、新県営野球場の建設に先立ち緊急調査開始。

 

1994(平成6)年

大集落跡であることが判明し全国に報道。知事が野球場建設を中止し、遺跡保存を決定。

 

1997(平成9)年

国史跡に指定。

 

2000(平成12)年

縄文遺跡としては44年ぶりに「特別史跡」に指定。

 

2002(平成14)年

三内丸山「縄文時遊館」オープン。

 

2003(平成15)年

縄文ポシェットなど遺物が国重要文化財に指定。

 

2009(平成21)年

「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産暫定リスト入り。

 

2012(平成24)年

発掘調査開始から20年。

【三内丸山縄文発信の会の活動】


平成7年(1995年)
8月1日 三内丸山縄文発信の会発足
     図録・森と海の都「三内丸山」発行
10月25日 縄文ファイルNO.1 発行
11月27日 第1回縄文塾 (東京・新宿日本青年館)『栗の木・巨木・文明』講師:森本哲郎、辻誠一郎、宮坂光昭、岡田康博

 

平成8年(1996年)
11月9日 第1回みちのく文化講演会『縄文講座』「三内丸山人はどこからきたか」講師:小山修三、埴原和郎、寶来聰、岡田康博
11月 縄文鼎談「三内丸山の世界」(山川出版社発行)制作協力

 

平成9年(1997年)
7月18日 東京支部発足
     第6回縄文塾<第1回東京支部例会>(東京・大手町、山形県米沢市、青森市)『森のめぐみ・美の装い』講師:小山修三、山村精、岡田康博
     NTT インターネットホームページ「縄文ネットワーク」協力開始
8月4日 第3回みちのく文化講演会『縄文講座』「三内丸山遺跡に見る縄文のデザインとかたち」講師:小山修三、浅葉克己、日比野克彦、岡田康博
11月21日 第4回みちのく文化講演会『縄文講座』「三内丸山遺跡に日本古代文明をさぐる」講師:梅棹忠夫、小山修三、佐藤洋一郎、岡田康博

 

平成10年(1998年)
5月29日 大阪支部発足
    第9回縄文塾出前版 (大阪市)『縄文人のこころ』講師:小山修三、岡田康博
10月20日 第11回縄文塾出前版 (青森県木造町)『縄文・亀ケ岡と三内丸山』講師:小山修三、藤川直迪、岡田康博

 

平成11年(1999年)
5月16日 第15回縄文塾 (青森市)『日本海をこえた縄文人』講師: 王巍、岡田康博
9月25日 第17回縄文塾<後に、三内丸山お月見縄文祭・三内丸山縄文大祭典>『三内丸山で会いましょう』

 

平成12年(2000年)
7月7日 第21回縄文塾<第11回東京支部例会>(東京・恵比寿)『東北学と縄文』講師:赤坂憲雄

 

平成13年(2001年) 
1月26日 第24回縄文塾<第13回東京支部例会>(東京・恵比寿)『世界文明の中の三内丸山~インダス文明と比較して~』講師:森本哲郎
    国土計画協会「縄文文化(三内丸山遺跡)研究会」実施
11月1日 第8回みちのく文化講演会『縄文講座』「21世紀、縄文三内丸山に学ぶこと」講師:下河辺淳、小山修三、岡田康博

 

平成14年(2002年)
2月8日 第29回縄文塾<第16回東京支部例会>(東京・恵比寿)『縄紋人とわたしたち』講師:佐原真
4月~ 国土計画協会「縄文遺跡の連携による地域活性化に関する調査」実施
6月8日 第30回縄文塾<第17回東京支部例会>(東京・三鷹)『縄文の木と森の文化 in ICU』講師:小山修三、鈴木三男、岡田康博
9月21日~23日 お月見縄文収穫祭・縄文の心とまつり「フォーラム縄文夜学・縄文夜学・お月見コンサート」 
9月21日 第33回縄文塾(青森・三内丸山遺跡)『交流する心』講師:小山修三、赤坂憲雄、木村守男、飯田満、菊池正浩、岡田康博
9月22日 第34回縄文塾(秋田・大湯環状列石)『祈りのかたち』講師:小山修三、佐古和枝、岡村道雄、岡田康博、秋元信夫、佐野一絵
9月23日 第35回縄文塾(秋田・大湯環状列石)『森とくらし』講師:小山修三、小松左京、岡田康博、高田和徳

 

平成15年(2003年)
6月1日 第38回縄文塾<仙台支部発足記念>(宮城県仙台市)『東北の縄文文化』講師:赤坂憲雄、鈴木三男、岡田康博
8月20日 三内丸山縄文発信の会 NPO法人化

 

平成16年(2004年)
2月1日 縄文ファイル100号発行
3月9日 第10回みちのく文化講演会『縄文講座』「縄文の森に還ろう」講師:河合雅雄、小山修三、岡田康博
7月27日 第43回縄文塾<仙台支部第2回例会>(宮城・仙台)『もうひとつの日本、東北の深層文化としての縄文』講師:小山修三、赤坂憲雄 

 

平成17年(2005年)
12月16日 第55回縄文塾<東京支部第29回例会>『これからの三内丸山遺跡~諸外国の市民運動に学ぶ』講師:菊池徹夫 

平成23年(2011年)
2月8日 NPO法人三内丸山縄文発信の会平成22年度文化庁長官表彰を祝う会
3月5日 第1回Theじょうもん検定開催
6月24日 第90回東京縄文塾<東京支部第41回例会>『震災を生きる~縄文からのメッセージ』 講師:赤坂憲雄、辻誠一郎、山下祐介

 

平成24年(2012年)
5月1日 縄文ファイル200号発行
7月1日 縄文ファイル隔月刊化